「やっと妊娠がわかったのに身体が熱っぽい」「体温計を見たら37.8℃。赤ちゃんは大丈夫だろうか」。妊娠初期の発熱は多くの方が経験する不安のひとつです。とくに不妊治療を経て授かった命であれば、ほんの少しの体調の変化にも「何か悪いことが起きているのでは」と胸がざわつくのは当然のことだと思います。
妊娠初期はホルモンの働きで体温が自然と高くなる時期です。一方で、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などで本当に「発熱」していることもあり、両者を見分けて正しく対処することが大切です。
この記事では生殖医療専門医の立場から、受診の目安となる体温、赤ちゃんへの影響に関する最新の研究、妊娠中に使える解熱剤、そして不妊治療で授かった方だからこそ知っておきたい注意点までをできるだけわかりやすくお伝えします。
妊娠初期に体温が高くなるのはなぜ?「熱っぽさ」と「発熱」の違い
妊娠初期に「熱っぽい」と感じる原因は大きく2つに分けられます。ひとつは妊娠を維持するホルモンによる生理的な体温上昇。もうひとつは感染症などによる病的な発熱です。まずは心配のいらない「熱っぽさ」のしくみから見ていきましょう。
黄体ホルモン(プロゲステロン)が体温を上げるしくみ
排卵が起こると卵巣の中に「黄体」という組織ができ、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。プロゲステロンは脳の体温調節中枢に働きかけ、基礎体温を低温期より0.3〜0.6℃ほど押し上げます。これが「高温期」です。
妊娠しなかった場合、黄体は約2週間で役目を終え月経とともに低温期に戻ります。妊娠した場合は、受精卵から育つ胎盤のもと(絨毛)がhCGというホルモンを出して黄体を刺激し続けるため、プロゲステロンが分泌され続け、高温期が続きます。
平熱が36.5℃前後の方なら37℃前後になることも珍しくありません。だるさ、ほてり、眠気を伴うこともありますが、これらは赤ちゃんを育てるための自然な体の反応です。
妊娠初期の高めの体温はいつまで続く?
妊娠12〜16週ごろになると、ホルモンをつくる主役が黄体から胎盤へと移り、体温は少しずつ落ち着いていくことが多いとされています。ただし時期には個人差があります。
基礎体温を測り続けている方から「今朝は体温が下がっていました。流産でしょうか」とご相談をいただくことがあります。基礎体温は起床時刻や睡眠の深さ、室温などで0.1〜0.2℃程度は簡単に変動します。1日だけの上下で判断せず、出血や下腹部痛があるかどうかを合わせて見ることが大切です。
妊娠が確認できたあとに基礎体温の記録がかえって不安の種になっているなら、測るのをやめても問題ありません。赤ちゃんの様子は超音波検査でしっかり確認していきましょう。
不妊治療中の方は「お薬による高温」も知っておきましょう
体外受精・顕微授精後の胚移植や人工授精のあとには、黄体の働きを補う「黄体補充」として、プロゲステロンの腟剤・飲み薬・注射やhCG注射を使うことがあります。これらの薬にも体温を上げる作用があるため自然妊娠の方より体温が高めに出たり、熱っぽさやだるさを強く感じたりすることがあります。
とくに、ホルモン補充周期で凍結胚を移植した場合はご自身の黄体がないため、胎盤が十分なホルモンをつくれるようになるまで薬で補う必要があります。日本生殖医学会の要望を受けた厚生労働省の検討資料でも、黄体補充は胚移植の方法ごとに妊娠成立後の一定期間まで続けるものとして整理されています。
「薬による高温」なのか「病気による発熱」なのかを見分け方は次の章で解説する体温の高さとほかの症状の有無です。
何度から要注意?体温別の目安と考えられる原因
受診を考える目安は「37.5℃以上」と「38℃以上」の2段階です。ただし数字だけで決めるのではなく、熱以外の症状と熱がどれくらい続いているかを合わせて判断します。
37.5℃未満で他に症状がない場合
37℃台前半で、のどの痛み・咳・鼻水・下痢・排尿時の痛みなどがなければ、多くはホルモンによる生理的な体温上昇の範囲です。こまめな水分補給と休息を心がけ様子を見ていただいてかまいません。
ただし、熱が低くても「いつもと違う強いだるさ」や「のどのイガイガ」がある場合は感染症の始まりのこともあります。朝と夜に体温を測ってメモしておき、上がってくるようなら早めにかかりつけ医へ相談しましょう。記録は受診時に医師が判断するうえでとても役に立ちます。
37.5℃以上・38℃以上の熱で考えられる原因
37.5℃以上の熱が続く、あるいは38℃を超える場合は、ホルモンだけでは説明しにくく何らかの病気による発熱を考えます。妊娠中は免疫のバランスが変化し、感染症によっては重症化しやすいことも知られています。代表的な原因を見ていきましょう。
インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症
急な38℃以上の熱、寒気、関節痛、咳などがあればインフルエンザが疑われます。抗インフルエンザ薬は妊娠中も使うことができ、症状が出てから48時間以内に始めると発熱期間の短縮などが期待できます。投与された妊婦さんや赤ちゃんへの悪影響は報告されていないとされています。
新型コロナウイルス感染症も息苦しさや強いだるさがあれば早めの相談が必要です。日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は、自宅療養中の妊婦さんに対し、息苦しさや脈拍・呼吸数の増加がみられたらかかりつけの産婦人科や保健所に連絡するよう呼びかけてきました。
膀胱炎・腎盂腎炎(尿路感染症)
妊娠中はプロゲステロンの作用で尿の通り道がゆるみやすく膀胱炎になりやすい時期です。頻尿、残尿感、排尿時の痛みが代表的な症状です。
細菌が腎臓まで広がる「腎盂腎炎」になると、38℃以上の高熱、寒気、背中や腰の痛みが出ます。腎盂腎炎は入院での治療が必要になることもあり、妊娠経過にも影響しうるため背中の痛みを伴う発熱は早めに受診してください。妊娠中でも使える抗菌薬がありますので我慢する必要はありません。
風疹・りんご病などの母子感染に注意が必要な感染症
こども家庭庁は、病原体がお母さんから赤ちゃんにうつる「母子感染」について理解を深め、手洗いなどの予防に努めるよう呼びかけています。
発熱に発疹を伴う場合は、風疹やりんご病(伝染性紅斑)の可能性があります。上のお子さんの保育園や職場で流行している場合は受診時に必ず伝えましょう。サイトメガロウイルスやトキソプラズマのように、症状が軽いまたはほとんど出ない感染症もあります。これらは「熱の高さ」よりも病原体そのものが赤ちゃんに影響しうるため通常の発熱とは別に評価が必要です。
すぐに受診・相談すべき危険なサイン
迷ったときは次の表を目安にしてください。受診の前には必ず電話で妊娠中であることを伝えましょう。
| 体温・症状 | 目安となる行動 |
|---|---|
| 37.5℃未満で、ほかの症状がない | 水分補給と休息をとり、朝晩の体温を記録 |
| 37.5℃以上が2日以上続く、のどの痛み・咳などがある | かかりつけ医に電話で相談 |
| 38℃以上の熱がある | 当日中に電話で相談し、受診先の指示を受ける |
| 解熱剤を使っても38.5℃以上が続く、39℃を超える | すぐに医療機関へ相談 |
| 息苦しい、水分がとれない、意識がぼんやりする、出血・強い腹痛・背中の痛みがある | 夜間・休日でも医療機関へ(地域の救急相談窓口も活用) |
妊娠初期の高熱は赤ちゃんに影響する?最新研究からわかること
妊娠初期は赤ちゃんの脳や心臓といった大切な器官がつくられる時期です。だからこそ「熱が赤ちゃんに影響しないか」と心配になりますよね。ここでは研究でわかっていることを専門医の視点で整理します。
器官形成期と「高体温」の関係
妊娠4〜10週ごろは「器官形成期」と呼ばれ、赤ちゃんの体の基本ができあがる時期です。この時期に母体の高い体温が続くことが一部の先天異常との関連が研究で報告されています。
複数の研究をまとめた解析では、妊娠初期の高体温と神経管閉鎖障害(脳や脊髄のもとになる管がうまく閉じない病気。二分脊椎など)との関連がオッズ比1.92、先天性心疾患との関連がオッズ比1.53と報告されています。
一方で、妊娠初期の発熱をアセトアミノフェンで下げたグループでは、下げなかったグループより先天異常のリスクが低かったという報告もあります。これを踏まえ、妊娠初期の発熱は一般の成人より積極的に解熱を考えてよいとする専門家の見解も示されています。大切なのは「熱が出たこと」より「高い熱を長く放置しないこと」なのです。
「◯倍」という数字の正しい読み方
「約1.9倍」と聞くと怖くなるかもしれませんが、これは熱がなかった方と比べた「相対的な」数字です。神経管閉鎖障害はもともと出生1万人あたり数人程度とまれな病気です。仮に頻度が2倍になったとしてもほとんどの赤ちゃんは影響を受けずに生まれてきます。
またこうした研究の多くは観察研究であり、熱の原因となった感染症そのもの、使った薬、もともとの持病などの影響を完全には切り分けられていません。「一度熱が出た=赤ちゃんに異常がある」ということでは決してありません。
私たちが今できることは①高い熱を我慢せずに下げる、②熱の原因を治療する、③葉酸をきちんと摂るの3つです。
発熱で流産は増える?
デンマークで約2万4,000人の妊婦さんを追跡した大規模研究では、妊娠16週までに約2割の方が発熱を経験していましたが、発熱と流産・死産のリスクとの間に関連はみられませんでした。最高体温や熱の続いた期間・回数にかかわらず同じ結果でした。
妊娠初期の流産の多くは受精の段階で偶然に起こる赤ちゃん側の染色体の変化が原因で、お母さんの行動や体調が原因になることはほとんどありません。熱が出たことや薬を飲んだことご自身を責めないでください。
妊娠初期に熱が出たときの正しい対処法
熱が出たときに大切なのは①自己判断で我慢しない、②いきなり来院せずにまず電話で相談する、③妊娠中に安全な薬を選ぶの3つです。
まずは電話で相談を。受診先の選び方
発熱がある場合、感染拡大を防ぐためにほかの妊婦さんと同じ待合室では診察できない医療機関が多くあります。まずは妊娠初期を診てもらっているかかりつけの医療機関に電話し、受診方法の指示を受けましょう。インフルエンザや新型コロナが疑われるときは発熱外来のある内科を案内されることもあります。
内科を受診する際は妊娠中であることと妊娠週数を必ず伝え、母子健康手帳やお薬手帳、使っている黄体ホルモン剤の名前がわかるものを持参してください。東京都も、妊婦さんはあらかじめかかりつけの産科医と、発熱時や夜間に受診する医療機関を相談して決めておくよう案内しています。
妊娠中に使える解熱剤・避けたい薬
妊娠中でも高い熱は我慢せずに下げてかまいません。ただし薬の種類選びがとても大切です。
アセトアミノフェン(カロナールなど)の最新情報
妊娠中の解熱鎮痛薬の第一選択はアセトアミノフェン(処方薬のカロナールなど)です。2025年9月、米国大統領が「妊娠中のアセトアミノフェン服用は子どもの自閉症リスクを高める」と主張し大きな話題になりました。
これに対し、日本産科婦人科学会は関連を示す証拠はないとの見解を示し、欧州医薬品庁も医学的に必要な場合は妊娠中も使用できるとする従来の勧告を変えないと表明しています。
不安から我慢して高熱が続くほうが心配です。医師の指示どおり必要なときに必要な量を短期間使いましょう。市販の総合感冒薬は複数の成分が含まれているため自己判断では使わず、医師や薬剤師に相談してください。
ロキソニン・イブプロフェンなどNSAIDsを避けたい理由
ロキソプロフェン(ロキソニン)やイブプロフェンなどは「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」と呼ばれる薬です。NSAIDsは流産との関連や、妊娠後期に赤ちゃんの血管(動脈管)が早く閉じてしまうリスクが報告されており、とくに妊娠後期には禁忌とされています。家に常備している痛み止めを自己判断で飲むのは避けましょう。
なお、不育症の治療などで医師から処方されている低用量アスピリンは目的も量も異なります。発熱を理由に自己判断でやめずに処方した医師に確認してください。
自宅でできるケア
- 水分補給:経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ、こまめに。つわりで飲めないときは氷やゼリーでもかまいません。半日以上尿が出ない場合は受診のサインです。
- 体を冷やす:寒気があるうちは温め、熱が上がりきったら首・わきの下・足の付け根を保冷剤などで冷やします。
- 休養をとる:家事や仕事は思い切って休みましょう。
- 入浴:高熱のときは長風呂やサウナで体温をさらに上げないよう、シャワー程度にとどめます。
- 記録をつける:体温、症状、飲んだ薬と時刻をメモしておくと、受診時に役立ちます。
不妊治療で授かった妊娠初期だからこそ知っておきたいこと
生殖補助医療で生まれる赤ちゃんは、いまや出生児のおよそ9人に1人といわれています。不妊治療で授かった方には自然妊娠の方とは少し違う注意点があります。
黄体ホルモンの薬は自己判断でやめない
熱が出ると「薬のせいで熱っぽいのでは」「体調が悪いから薬はお休みしよう」と考える方もいらっしゃいます。しかし黄体補充の薬は妊娠を維持するための土台です。特にホルモン補充周期で移植した場合、途中でやめるとホルモンが不足し妊娠の継続に影響するおそれがあります。
黄体ホルモン剤は、アセトアミノフェンや抗インフルエンザ薬と一緒に使えることが一般的です。腟剤も熱があるときに使って問題ありません。
一方、吐き気や嘔吐で飲み薬が飲めない、熱で注射のための通院ができないといった場合は、そのままにせずにすぐに通院中のクリニックへ連絡して代わりの方法を相談してください。
卒業前に発熱したら、どこに連絡する?
不妊治療クリニックでは妊娠判定から胎嚢・心拍の確認まで妊娠初期の経過を見守り、その後に出産施設へ紹介する(いわゆる「卒業」)流れが一般的です。当院でも妊娠判定から妊娠初期の経過観察を行い、安心して出産施設へ移行できるようサポートしています。
卒業前に熱が出た場合にはまず通院中の不妊治療クリニックに電話してください。黄体補充を続けてよいか、内科を受診する際に何を伝えればよいかをご案内できます。発熱外来の受診をすすめられた場合も、内科で受けた診断や処方された薬の内容をあとでクリニックにも共有していただくと安心です。
不安な気持ちをひとりで抱えないで
長い治療を経て授かった妊娠では「失うのが怖い」という気持ちが強くなりやすく、ささいな症状に大きな不安を感じるのは自然なことです。厚生労働省の資料によると不妊治療を経験した方の26.1%が仕事との両立ができずに離職や雇用形態の変更、治療の中止をしており、妊娠前から心身の負担を抱えてきた方は少なくありません。
当院には臨床心理士・助産師が常駐しており妊娠初期の不安についてもご相談いただけます。こども家庭庁が推進する不妊症・不育症の相談支援や、自治体の相談窓口を利用するのもひとつの方法です。
妊娠初期の発熱を防ぐためにできること
発熱の多くは感染症によるものです。日々の小さな予防の積み重ねがお母さんと赤ちゃんを守ります。
日常の感染対策とパートナーの協力
基本は手洗い、人混みでのマスク、十分な睡眠と栄養です。感染症は家族からうつることが多いため、パートナーや同居のご家族にも手洗いやワクチン接種に協力してもらいましょう。
上のお子さんがいる場合は食器やタオルの共有を避け、おむつ替えや食事のお世話のあとにしっかり手を洗うことがサイトメガロウイルスなどの母子感染予防にもつながります。
妊娠中に検討したいワクチン(2026年最新)
- インフルエンザワクチン:日本で使われているのは不活化ワクチンで、妊娠中のすべての時期に接種可能とされています。妊娠初期に接種しても奇形のリスクは増えないという研究結果もあります。
- 新型コロナワクチン:日本産科婦人科学会などは、妊婦さんへの接種を時期を問わずすすめてきました。
- RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン):2026年4月1日から妊婦さんを対象とした定期接種が始まりました。妊娠28週0日〜36週6日の間に1回接種し、お母さんの抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行することで、生後早期の重症化予防が期待されます。妊娠初期の今は対象外ですが、今後の予定として知っておくと安心です。
- 風疹などの生ワクチン:妊娠中は接種できません。抗体が低い場合は、ご家族の接種と産後の接種を検討しましょう。
葉酸は「赤ちゃんの備え」にもなる
葉酸は、神経管閉鎖障害のリスクを下げることが知られている栄養素です。厚生労働省は、妊娠を計画している女性に対し妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、食事に加えて栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂るよう推奨しています。
妊娠前後の発熱と神経管閉鎖障害の関係に、葉酸摂取がどう影響するかを調べた研究もあり、葉酸を摂っていることで関連が弱まる可能性が示唆されています。妊娠がわかった今からでも遅くありません。妊娠初期は葉酸を続けましょう。
動画で見る葉酸

妊娠初期の発熱に関するよくある質問

Q1. 妊娠に気づかず、風邪薬や解熱剤を飲んでしまいました。
A1. 受精から妊娠3週末ごろまでに飲んだ薬は、赤ちゃんの形に影響を残す可能性が低い時期とされています。一般的な市販薬を決められた量で短期間飲んだ程度であれば、過度に心配する必要はないことがほとんどです。それでも気になる場合は、こども家庭庁のサイトからも案内されている国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」に相談することもできます。
Q2. 胚移植後、判定日の前に熱が出ました。結果に影響しますか?
A2. 37℃台の熱っぽさは黄体補充の薬による影響であることも多いです。38℃以上の熱やのどの痛みなどがある場合は通院中のクリニックへ連絡してください。発熱によって妊娠判定の検査結果そのものが変わることは通常ありません。解熱剤が必要なときは、医師に確認のうえアセトアミノフェンを使いましょう。
Q3. 熱っぽさが急になくなりました。流産のサインでしょうか?
A3. 体温には自然な揺らぎがあり、つわりと同じように熱っぽさにも波があります。出血や強い腹痛がなければ慌てず次回の診察で赤ちゃんの様子を確認しましょう。どうしても不安なときは遠慮なくクリニックに電話してください。
Q4. 夫が発熱しました。どう過ごせばいいですか?
A4. できるだけ部屋を分けマスクの着用、タオルや食器の共有を避けること、こまめな換気を心がけましょう。看病は可能であればほかのご家族にお願いしご主人にも早めに受診してもらうと安心です。
参考文献・出典
学会・省庁
- こども家庭庁「母子保健・不妊症・不育症など」
- こども家庭庁「妊娠と感染症」
- 厚生労働省「不妊治療と仕事との両立のために」
- 厚生労働省「ジドロゲステロン 生殖補助医療における黄体補充(日本生殖医学会要望)報告書案」
- 厚生労働省 安全対策調査会資料(妊婦へのインフルエンザワクチン)
- 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会「自宅や宿泊療養施設の新型コロナウイルス感染妊婦に関する対応について」
- 日本産科婦人科学会ほか「新型コロナウイルス(mRNA)ワクチンについて(第2報)」
- 東京都保健医療局「妊婦の方へ(ハイリスク妊婦向け案内)」
- 名古屋市「RSウイルス母子免疫ワクチンについて」
研究・報道
- Moretti ME, et al. Epidemiology 2005(高体温と神経管閉鎖障害のメタ解析)
- Shi QY, et al. J Perinatol 2014(発熱と先天性心疾患のメタ解析)
- Andersen AM, et al. Lancet 2002(妊娠初期の発熱と胎児死亡、EurekAlert!解説)
- CDC Stacks: Periconceptional maternal fever, folic acid intake, and the risk for neural tube defects
- 浜松医科大学 プレスリリース(2026年5月、凍結胚移植の周期と妊娠合併症)
- 日刊薬業(じほう)「解熱鎮痛剤に自閉症リスク 産婦人科学会『関連示す証拠ない』」
- 日刊薬業「EU、解熱鎮痛剤『妊娠中も使用可』」
- 薬局(医学書院)2026年8月号「妊娠とアセトアミノフェン」
- 日経メディカル「妊娠初期の熱は積極的に解熱する?」
- メディカルノート「妊娠中のインフルエンザ」
当院の案内
妊娠初期はうれしさと同じくらい不安も大きい時期です。生殖医療クリニック錦糸町駅前院は錦糸町駅から徒歩4分、8:00〜21:00の間で土日祝も診療しており(曜日により診療時間が異なります)、女性医師が多数在籍、臨床心理士・助産師も常駐しています。妊娠判定から妊娠初期の経過観察まで、どうぞ安心してご相談ください。
松見 泰宇
資格・専門医
- 東京大学医学博士
- 日本産婦人科学会産婦人科指導医・専門医
- 日本生殖医学会生殖医療専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
- 日本スポーツ協会認定スポーツドクター
- 難病指定医
- 日本産科婦人科遺伝診療学会生殖領域遺伝カウンセリング研修会(反復流産(PGT-A)における遺伝カウンセリング)修了
- 日本産科婦人科遺伝診療学会周産期領域遺伝カウンセリング研修会(胎児の染色体異常を中心とした出生前遺伝カウンセリング)修了
- 新生児蘇生インストラクターAコース修了
- 日本産婦人科乳腺医学会講習会修了
- 日本臨床免疫学会
- 日本産科婦人科学会
- 日本生殖医学会
- 日本生殖免疫学会
- 日本不育症学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本再生医療学会
- 日本産婦人科乳腺医学会
- 日本スポーツ協会
- 産婦人科PRP研究会
経歴
- 東京大学医学部卒業
- 東京大学大学院医学系研究科博士課程(生殖・発達・加齢医学)修了
- 博士論文「A possible role of nitric oxide in the regulation of developmental status of rat ovarian follicles(卵胞発育・閉鎖における一酸化窒素(NO)の関与)」
- 国立がん研究センター東病院 がん治療開発部
- 日本学術振興会特別研究員
- スタンフォード大学生殖生理学教室リサーチフェロー
- 成育医療研究センター特別研究員
- 東京大学大学院医学系研究科文部教官助手
- 帝京大学溝口病院講師
- 帝京大学非常勤講師
- 焼津市立総合病院、武蔵野赤十字病院など総合病院にて勤務
- 秋葉原ARTクリニック、花みずきウィメンズクリニック吉祥寺、両角レディースクリニック、木場公園クリニックなど不妊クリニックにて勤務
- 愛育病院、きりんウィメンズクリニックなど周産期医療専門病院および産科クリニックにて勤務